トマシーナ
『猫だましい』を読んで知った、『トマシーナ』。

著者のポール・ギャリコ氏は大の猫好きで、
「自分の作品の中では、猫を主人公にしたものが最も気に入っている。」
と言ったほどだそうです。
ポール・ギャリコ氏の猫を主人公にした作品といえば、
『ジェニィ』が有名でしょうか。
私は『ジェニィ』は、矢川澄子さん訳の『さすらいのジェニー』を読んだので、
『トマシーナ』は違う方の訳をあえて選んでみました。
いつもイライラして怒りっぽい獣医のマクデューイ氏。
その娘、メアリ・ルーが大切にしている猫のトマシーナ。
トマシーナが病気になり、マクデューイ氏は簡単に
娘の猫を“片付けて”しまう・・・。
トマシーナを失ったメアリ・ルーは心を閉ざし、
次第に生命の炎も消えかかっていく・・・。
メアリ・ルーを救うものは何なのか、
マクデューイ氏に必要なものは何なのか、
ハラハラドキドキ、いつの間にか物語に引き込まれます。
そして、やはりポール・ギャリコ氏。
猫の描写が生き生きと輝いています。
トマシーナの行動もセリフも、猫目線で堅実に書かれているところが、
猫好きの読者を惹きつけるのでしょう。
個人的な感想ですが、この作品は、テーマが壮大で
“愛”や“信じる心”を基盤として様々な要素が
絡み合っていると感じました。
私のつたない文章では、なかなか上手にお伝えできないのですが・・・
人と人の関係、人と動物の関係を
今一度考えさせられる作品だと思います。
興味を持ってくださった方は、
どうぞ本を手にとってみてくださいませ。

「今日もあたしはマクラーナ。」

「そんなのアタボーナ。」
仲良くネムリーナ

お読みいただきありがとうございます。
ポチッと応援していただけると嬉しいです。



著者のポール・ギャリコ氏は大の猫好きで、
「自分の作品の中では、猫を主人公にしたものが最も気に入っている。」
と言ったほどだそうです。
ポール・ギャリコ氏の猫を主人公にした作品といえば、
『ジェニィ』が有名でしょうか。
私は『ジェニィ』は、矢川澄子さん訳の『さすらいのジェニー』を読んだので、
『トマシーナ』は違う方の訳をあえて選んでみました。
いつもイライラして怒りっぽい獣医のマクデューイ氏。
その娘、メアリ・ルーが大切にしている猫のトマシーナ。
トマシーナが病気になり、マクデューイ氏は簡単に
娘の猫を“片付けて”しまう・・・。
トマシーナを失ったメアリ・ルーは心を閉ざし、
次第に生命の炎も消えかかっていく・・・。
メアリ・ルーを救うものは何なのか、
マクデューイ氏に必要なものは何なのか、
ハラハラドキドキ、いつの間にか物語に引き込まれます。
そして、やはりポール・ギャリコ氏。
猫の描写が生き生きと輝いています。
トマシーナの行動もセリフも、猫目線で堅実に書かれているところが、
猫好きの読者を惹きつけるのでしょう。
個人的な感想ですが、この作品は、テーマが壮大で
“愛”や“信じる心”を基盤として様々な要素が
絡み合っていると感じました。
私のつたない文章では、なかなか上手にお伝えできないのですが・・・
人と人の関係、人と動物の関係を
今一度考えさせられる作品だと思います。
興味を持ってくださった方は、
どうぞ本を手にとってみてくださいませ。

「今日もあたしはマクラーナ。」

「そんなのアタボーナ。」
仲良くネムリーナ


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